娘は、1歳半からおうち英語の「パルキッズ」に取り組み始め、約5年半が経ちました。
最初は「英語が少しでも得意になればいいな」という軽い気持ちで取り組み始めましたが、パルキッズを知れば知るほど「少し得意」どころか「バイリンガル」を目指せることを知り、ワクワクがとまりません!
パルキッズを始めた頃は、「数年経てば英語を話せるようになるんじゃないかな?」と思っていましたが、現実はちょっと違うものでした。
今回は「おうち英語パルキッズの効果について」「パルキッズに5年半取り組んだ娘の英語力がどのくらいなのか」についてまとめてみました。
- おうち英語「パルキッズ」の効果が気になる
- 子どもの英語教育について考えている
パルキッズ認定子育てアドバイザー
子どもが1歳半からパルキッズ教材にておうち英語スタート。
パルキッズ教材の口コミや英語教育関連について発信しています。
我が家の英語の環境について
我が家は、両親ともに英語はできず、娘は普通の保育園に通い、現在は公立小学校に通っているという一般的な日本人の英語環境です。
家族全員が、日常生活の中で英語や外国人との接点はほとんどありません。
パルキッズ以外の英語教材は使っていません。
YouTubeで英語の動画を見せるようなこともほとんどしていません。
ほぼ純粋にパルキッズのみでおうち英語に取り組んでいます。
パルキッズとは
パルキッズとは、英語児童研究所から発売されている主に乳幼児向けの英語教材です。
パルキッズの英語教材は、英語の音声を生活の中で小さな音量で流す「かけ流し」を中心とした英語教材です。
パルキッズの取り組みはシンプルですが、「子どもをバイリンガルに育てる」「小学生で英検準2級に合格する」と明確にうたっています。
また最近のパルキッズは、英語が得意になるだけではなく、地頭力の良い子を育てることにも力を入れています。
パルキッズを深堀りしていくと、「お子さんの国語力の強化」「保護者の子どもへの接し方の改善」などにもたくさんのヒントや効果があります。
2023年秋にはフランス語とスペイン語、2024年9月にはドイツ語と中国語のかけ流し教材も発売になりました。
英語だけではなく、総合的に頭のいい子に育てるノウハウがつまっているパルキッズは、他の教材と一線を画す教材です。
パルキッズの取り組みについて
娘は1歳半~3歳半でパルキッズプリスクーラーとアイキャンリード、3歳半~6歳でパルキッズキンダーとアイラブリーディングを終え、小学1年生からパルキッズジュニアを開始しています。
パルキッズプリスクーラーとアイキャンリード(1歳~3歳頃)
私はフルタイムのワーママ、娘は保育園通いという限られた時間の中でしたが、毎日のかけ流しはほとんど欠かすことなくなんとか毎日続けました。(母、頑張りました 笑)
オンラインレッスンは、1~3歳頃は娘の機嫌によって、できる日とできない日がありました。2種類のオンラインレッスンをこなすのは、嫌がったり、集中力が持たなかったり…と、正直言って大変でした^^;
パルキッズプリスクーラーもアイキャンリードも、オンラインレッスンの期限切れ間近になって一日2~3レッスンを必死でこなし、期限ぎりぎりに何とか終了するといった感じでした。
パルキッズキンダーとアイラブリーディング(3歳~6歳頃)
この時期も、毎日のかけ流しはほとんど欠かすことなく続けました。
4歳を過ぎると習慣化してきて、パルキッズキンダーのオンラインレッスンはほぼ毎日できました。
しかし、5歳頃からアイラブリーディングのオンラインレッスンを次第に嫌がるようになってきました。
文章が長くなり、おそらく「意味が分からない→つまらない→やりたくない」という心境なのかな…と思い、何とか楽しくできるようにと試行錯誤しましたが、なかなか上手くいきませんでした。
無理強いしてオンラインレッスンを継続しても、効果がないどころか逆に英語嫌いにさせてしまうのではないかと心配になってきたため、アイラブリーディングの残り半年分のオンラインレッスンを残して一時中断することにしました。
忙しい毎日でしたが、かけ流しとオンラインレッスンだけは何とか続けてきました。歯磨きをするように、毎日の習慣としてオンラインレッスンをするように心がけていました。
英語の暗唱について
アイキャンリード、アイラブリーディングの取り組み中に、幼児が自然と英語を暗唱することはよくあると聞きますが、娘からはほとんど暗唱は出ませんでした。
他のお子さんがご機嫌に暗唱している取り組み動画などを見ると、とてもうらやましかったです。
パルキッズを始めて1年…2年…3年…と経っても、娘が英語を口にする姿はほとんど見ることができず、いつまでも長い長いトンネルの中にいるようでした。
娘はもともとシャイな性格で、人前では人見知りが強く、家の中での生活でもどちらかというと静かに穏やかに過ごすタイプだということも、暗唱があまり出ない一因なのかなと思って、暗唱が出ないことは気にしないようにして、気長に取り組むようにしていました。
娘から英語を話す姿を楽しみにしていたけれど、あんまりなかったな。性格によるところもありそうだから、仕方ないか…。
プリント類の活用について
パルキッズプリスクーラー、アイキャンリード、パルキッズキンダー、アイラブリーディング全てにおいて、プリント類の活用はほとんど行っていませんでした。
4歳頃にサイトワーズドリルを数カ月やりましたが、中断してそのままになっています。
最近になって、4歳の頃に取り組んだサイトワーズドリルのおさらいをしてみましたが、ほとんど覚えていないようでした。
今思えば、パルキッズは各メイン教材にはレッスンプリントがダウンロードできるようになっており、他にもフォニックスドリル、ライミングドリル、サイトワーズドリルなど、優れたプリント教材もあるので、プリント学習も上手に活用できればよかったのかなと思います。
しかし、フルタイムで仕事をしながらのおうち英語では、「かけ流し+オンラインレッスン」だけで、正直手一杯でした。
かけ流しとオンラインレッスンをこなせただけでも、母娘ともに十分に頑張ったと思う!
パルキッズジュニア(6歳~)
パルキッズキンダーが終了した時、娘は年長で6歳になったばかり。パルキッズジュニアは小学生向けの教材なので、すぐに始めるには少し早いかなと思い、かけ流しだけは継続しながら数カ月間は休んでいました。
6歳半頃からパルキッズジュニアを開始。
パルキッズジュニアのプレレッスンは、プリスクーラーから取り組んでいる子どもにとっては易しい内容なので、6カ月間のプレレッスンは順調に進みました。
…しかし、メインレッスンに入り、大きな壁がやって来ました。
パルキッズジュニアは小学生向けの教材で、インプットしながら「英語を読むこと」も育ててくれる優れた教材です。オンラインレッスンの随所に「声に出して読みましょう」という部分があります。
今までの取り組みと比べると、能動的な姿勢でないと、レッスンが成り立ちません。
ジュニアやりたくない!
パルキッズジュニアには長文を読み上げるパートがあり、娘には難しいようでした。モチベーションが下がってしまい。「読みたくない。ジュニアやりたくない。」と、頑なにジュニアのオンラインレッスンを拒否するようになりました。
無理強いして続けたところで効果がないどころかマイナスになってしまいそうだと感じたので、やむなくジュニアはyear1のstep3で一時中断。
パルキッズジュニアを中断している間は、アイラブリーディングのオンラインレッスンの残りを消化しました。
その頃、パルキッズジュニアを中断している旨を船津洋先生に相談する機会があり、アドバイスをいただくことができました。
その結果、あっさりとパルキッズジュニアを再開することができ、毎朝オンラインレッスンを行ってから登校する習慣がついています^^
パルキッズジュニアの取り組み方の工夫についてはこちらにまとめています。
5年半が経過 パルキッズの効果は?
さて5年半、上記のように真面目にパルキッズに取り組んでみた結果、現在の小1(6歳)の娘の英語力はどうなったのか?
✔英検を受けたことはありませんので、英検の合格実績はまだありません。
✔簡単な英単語もほとんど読めません。(もしかしたら読めるのかもしれませんが読みません)
✔日常生活で英語を口にすることはほとんどありませんが、たまにポツリと英語を話すと発音は良いです。笑
✔英単語は書けません。アルファベットを書くこともおぼつかないです。
✔「英語はわからないから好きじゃない。私は英語が苦手。」と本人は言っています。
5年半、真面目にコツコツ取り組んできてこの状態は、普通なら親の心が折れているかもしれないな…と思います^^;
しかし、私は「娘は大丈夫。バイリンガルになれる!」と確信しています。
何故なら、パルキッズの教材を5年半使いながら、パルキッズ通信を読んだり、ポッドキャストの英語子育て大百科をで聴いたり、船津先生の著書を読んだり、直接船津先生にお会いしてお話を聞かせていただいたりする中で、パルキッズの教材についてや、パルキッズでおうち英語に取り組んだお子さんたちがその後どのようになっていくのかを理解できるようになったからです。
おうち英語でバイリンガルを育てるのは、やっぱり時間がかかることです。焦らずに続けることが大事ですね。
我が家の英語学習の目標
目指すは「学習言語」レベルの英語力
英語力には、「生活言語レベル」と「学習言語レベル」の2つがあります。
たわいない日常会話を英語でできるという「生活言語レベル」と、英語で学問が学べるという「学習言語レベル」には大きな違いがあります。
娘の英語力を育てる上でで目指していることはいくつかあります。
✓大学受験で英語に困ることがない
✓大学生や大学院生になったときに、学びたい専門分野の英語の論文を読み理解することができる
✓英語で論文を書けるようになる
✓社会人になったときに英語で全く困ることがない
そんな「学習言語レベル」の英語力を育てる基礎を作ってあげることを目標にしています。
パルキッズの代表の船津洋先生が「パルキッズで育つ子どもの英語力」について解説している記事がいくつかあるので紹介します。
>>パルキッズ通信vol.250パルキッズで育つ子の英語力の本当のところ
>>パルキッズ通信vol.241「生活言語」と「学習言語」
低年齢での英検合格は目指していない
幼児期~小学校低学年の時期は、英検合格を英語教育の目標にはしていません。
10年先を見据えてバイリンガル育児に励んでいます。
6歳でまだ英語が話せなくても、十分な英語のインプットをしてきているので大丈夫だと思っています。
これから10年経つ頃には、幼児期に英検に合格されているようなお子さんにも、追いついて追い越しているのではないかなと思っています。
パルキッズが掲げている「小学生で英検準2級」は一つの目安として今後は取り組んでいきたいと思っています。
これまでは、日々のかけ流しで大量の英語を主に耳からインプットしてきました。
本人は気づいていませんが、娘の頭の中は既に英語でいっぱいです。
そろそろ、「英語を聞くインプット」から「英語を読むインプット」に移行していく時期だなと思っています。
これからは、英語を読む力を育て、素読→英語多読へつなげていくのが課題です。
パルキッズと英検に関してはこちら
国語力を育てたい
私は娘を「英語だけできる子」にしたいとは思っていません。
そこで、重要になってくるのは「国語力」であると言われています。
>>パルキッズ通信Vol.288 | 「インプット」で育てる「国語力」が学力すべての土台となります
英語の学習は、パルキッズにまかせてササっと済ませ、日本語の豊富な語彙と理解力を育てて、総合的な学力を伸ばしてあげたい。
国語力を高めるために、パルキッズの幼児教室プログラムや、オンライン読書教育のヨンデミーを活用しています。
パルキッズの教材の資料請求について
パルキッズの教材が気になるという方は、資料請求をお気軽にどうぞ!
資料をご請求いただくとパルキッズより下記内容をお送りいたします。
●「パルキッズ教材サンプルCD」
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パルキッズの特典つき紹介制度
パルキッズには特典つき紹介制度があります。
紹介制度の特典の詳細は、公式LINEにてお知らせしています。
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パルキッズ 5年半の効果 まとめ
フルタイムのワーママで、日頃から英語や外国人に触れる機会がなく、両親ともに英語ができない親の元でパルキッズに取り組むと、1歳半からの6歳後半の5年半では目に見える効果はまだほとんどありません。
わが子が幼児期に次々と英検合格し、流暢な英語を話すことを夢見てパルキッズに取り組んでいる方がこの記事を読んだら、もしかしたらがっかりさせてしまったかもしれません^^;
しかし10年後を見据えると、パルキッズでコツコツと英語をインプットをしたお子さんは、将来バイリンガルになっている可能性は高いでしょう。
真の英語力を身につけさせようと、子どもの将来を真剣に考えている保護者の方がたどり着くのが「パルキッズ」であり、気長に取り組む姿勢が必要な教材だと思っています。
娘がバイリンガルになっていく姿を想像すると楽しみです
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